立命館大学古気候学研究センター 技術サービス部 化石花粉高純度抽出&14C年代測定サービス POLARIS

よくある質問

Q1.花粉の年代測定ではなく、花粉の抽出だけを依頼することはできますか?

A1.抽出だけのサービスは請け負っていません。

Q2.残った花粉サンプルを返送してもらうことはできますか?

A2.安定した年代値を得るため、抽出した花粉は全量を消費します。そのため、残ったサンプルを返送することはできません。抽出した化石花粉の光学顕微鏡写真は、最終報告書に添付します。

Q3.十分な数の花粉が抽出できなかった場合の費用はどうなりますか?

A3.費用は実施した作業に対して発生します。たとえば一次濃縮の結果、花粉の含有量が低すぎて二次濃縮に進んでも失敗する可能性が高いと判断された場合、作業をそこで打ち切りにすることができます。その場合の費用は、一次濃縮に必要な84,000円のみとなります。また、その場合もサンプルの返却は原則としておこないません。

Q4.抽出した花粉の分類群の構成比率を知ることはできますか?

A4.抽出した試料に対して、いわゆる花粉分析は実施しません。分類群比などは、報告書に添付される写真を参照して判断してください。なお当技術センターでおこなう抽出処理は、花粉の純度を優先するために、特定の分類群の花粉が選択的に失われている場合があります。

Q5.海外の試料を分析したいのですが。

Oxford UniversityA5.植物防疫の問題があるので、個別にご相談ください。なお海外在住の方は、分析の窓口が立命館大学ではなくオックスフォード大学になります(URL: http://c14.arch.ox.ac.uk)。